標準語版福島語版

 このページでは、福島のことばを「福島語」と呼んで、福島語の書き方や教材などを紹介します。標準語と福島語は対等な関係にある言語だと考えますので、このページは標準語と福島語の2言語対応で作ります。上のアイコンで使用言語が切り替わります。

 方言は昔から話しことばとして使われてきましたが、現代社会で実用するには、スマホなどで文字に書くことも重要です。個人的に福島語の文字の書き方を考えてみました。

【50音図】
←福島語の50音図を作ってみました。「ごっつぉお(ごちそう)」「うっつぁし(うるさい)」などの音のために「つぁ行」があります。
【かなづかい】
←福島語のかなづかいを考えてみました。これでひらがな、カタカナが使えます。
【常用漢字表】
(作成中)
←「牛(べこ)」「浸(うるか)す」のような福島語特有の漢字の読みを作っています。現在、作成中です。
【論文】
←2018年3月に白岩が書いた「福島方言の表記法を考える」という論文です。ここで考案した表記法のもとになっています。

 福島語で文章を書いてみてわかりましたが、方言でちゃんとした文章を書くには、表記法を決めるだけではなく、書きやすい文体を作る必要があります。実際に書かれた福島語の文章を置いておくので、文体の例として参考にしてください。

【エッセイ】
←2018年2月に白岩が書いた「方言だから伝わることを考えて」というエッセイです。途中から福島語の文章になります。
【研究会発表】
←2019年10月の第5回実践方言研究会で福島語による研究発表をしたときの資料です。学術的な文章を福島語で書いてみました。

 英語や中国語を勉強するのと同じように、福島語を知らない人が基本から福島語を勉強できる教材を作ってみました。

【教科書】
←全13課から成る福島語の教科書を作ってみました。発音の基本や文法の仕組みを学ぶことができます。今後も研究を続けて改訂してゆくつもりです。
【福島語教室】
(リンク)
←noteに動画や練習問題を貼りつけてオンライン福島語教室を作ってみました。
【福島語作文コンクール2020】
←2020年度の立正大学の授業科目「現代言語科学2」で福島語教室をおこないました。受講生のみなさん(主に首都圏出身)が学期末に書いてくれた福島語作文です。