私の授業、レポートをメールで提出することがありますので、メールの書き方について簡単に解説します。ちゃんとしたメールを書くのも大人の流儀ですので、少し気をつけてみてください。
メールのタイトルや本文が空欄になっていると「あれっ、何のメールだろう??」と思ってしまいます。人によりますが、大学の先生は1日に何十件ものメールを受け取ります。こんなメールをよこすのは学生さんに決まってますので「ああ、たぶんレポートの提出かな?」と見当はつきますが、せめてどんな用件のメールなのか明記しておかないと、不審な添付ファイルのついた迷惑メールとごっちゃにされてしまいかねません。
うん、個人的には好きなんですよ。印象は悪くないんです。でも、「この子は、このまま大人になってしまうのだろうか‥‥」と心配になります。顔文字は控えたほうがよいでしょう。
メールとラインの区別がつかない学生さんが多い気がします。ラインは「会話」に近いツールですが、メールは「手紙」に近いツールです。ラインだと会話しているうちに話がまとまっていきますが、メールでは用件をまとめてから相手に送らないといけません。だから、次のことを整理立てて書く必要があります。
これはシンプルな書き方ですが、この基本を押さえておけば、大人のメールが書けるようになります。(2)名乗りの前後に簡単なあいさつを書くと、さらによいでしょう。
■ あいさつの一例
よく会う人に | いつもお世話になっております。 |
初対面の人に | 突然のメール恐れ入ります。 |
久しぶりの人に | ご無沙汰をしております。 |
返信の場合に | ご連絡ありがとうございます。 |